高 木 正 勝  
 





 

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高木正勝 個展『星の時間』

2020年11月7日(土) − 12月13日(日)
10:00 - 20:00

休館日 11月10日(火)










音楽家・映像作家の高木正勝による、7年ぶりの個展開催
初期から現在までの映像作品を展示

 

音楽家・映像作家である高木正勝の7年ぶりの個展「星の時間」を開催いたします。
高木正勝は2001年より、ピアノを中心とした音楽と、自ら撮影し加工した映像に音楽を組み合わせた映像作品を制作してきました。映画音楽やCM等の楽曲も多数手がけています。
2013年に拠点を小さな里山に移して以降は映像作品を作ることなく、音楽活動に専念していきました。2017年からは「Marginalia」と題したシリーズで、その日その時の天候や鳥虫の音と響き合うように奏でた楽曲を、不定期にウェブで公開しています。2018年にいくつかの「Marginalia」の曲に映像をつけ、5年ぶりとなる映像作品を作りました。
本展では、これまでの変遷をたどるように、2003年の初期作品から現在までの映像作品約10点を展示いたします。月の引力による潮汐、人類とともにある動物、生命、宇宙など、より根源的なテーマを遡りながら鋭い感覚で描き出した映像と生命力に満ちた音楽による映像作品群は、その大きな世界観で見る者を強く引き込みます。


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なぜ、映像を作っていたのかと問われると、きっと、こう答えます。
思い出そうともしていなかった記憶や感覚が蘇ってきたからだと。

映像制作は時間がかかります。
たった数分の映像に数ヶ月かかってしまいます。
ですので、映像を作っている間は、スローモーションで生きているような感覚になります。
そのせいかは分かりませんが、物事の結びつきが緩やかに溶けていってしまいます。
あれはあれ、これはこれというのが、なくなっていくのです。
もう一度、まっさらな状態で世界を感じなおしていくような。
僕にとって、映像をつくるというのは、そういう時間でした。

作りはじめてから10年程で一旦、制作が途絶えました。
こうして改めて振り返ってみると、子どもの頃の自分をある程度取り戻せたからだと思いました。
いま、また久しぶりに、映像を作ってみたいなと感じはじめています。

高木正勝